🗓 2025年03月04日
昨日、サラリーマン時代の上司Hさんに電話した。大船渡にいるSさんの安否を聞くためにである。Hさんから私が本を出したのを聞いてSさんが大船渡から買い注文をくれた。昨日2.3度Hさんに電話をかけたが応答はなかった。今日返信があったので電話に出たら本人ではなく娘さんだという。脳梗塞で倒れ現在は施設に入っているという。本人に代わってもらい話したが会話は通じなかった。飲み会の待ち合わせ場所でろれつが回らなくなり、知人が病院に直行してくれて軽傷で済んだという。吉祥寺支店で一緒だったのだが、彼は支店長、私は営業課長代理であった。。よく仕事をし、よく飲んだ。
一度仕事仲間4人で会津の東山温泉で遊んだことがある。うちにも立ち寄った。炬燵あったから冬だ。夕方6時から夜中の1時まで芸者を上げた。妹の友人の旅館で宿泊費は確か1万円だったが、チエックアウトした時に支払ったのは30万だった。彼は浴衣をまくり上げたり、「イロハのイの字はどう書くの?」を踊った。芸者さんは喜ぶことこの上なし。花代はかさむし素人芸で笑い転げるし。
一番喜んだのは妹の友人の母親(旅館の女将)である。客がいないときに4人で30万円も散財するバカな客がいたのだから。私はその日お金の持ち合わせがなく先輩から借りた。割り勘で1人75000円の内宿泊費は1万円、残りの65000円は酒代と花代である。東京へ帰り借金は支払った。
本人と話した後娘さんに電話を替わったが体は動くらしいが意思の疎通に難点があるらしい。バカな遊びを共にした方が施設で療養。俺もまもなくそうなるのか。老いと死が確実にひたひたと忍び寄る年齢になったのかと改めて気付かされた。そして。Hさんと知り合いで私の元上司Fさんの携帯に電話した。こちらは「使われていません」の応答だ。もう亡くなられたのかもしれない。FさんはHさんより4,5歳年上だった。前妻と死別し再婚した韓国の奥さん(新大久保)の韓国料理店で会ったのが最後だったということになる。
(文責:岩澤信千代)