米国ビッグ3のゼネラルモーターズが業績見通しを7200億円の下方修正をした。部品や完成車の輸入比率が50％と高い。すべて米国内生産に移行するには時間がかかる。2年間猶予があっても焼け石に水だ。

これでもトランプは関税攻撃を続けるのか？まさに気違いの所業である。何度でもいうが米国をグレートにするものでは決してない。暗殺弾が耳たぶだけをかすめたのは米国民にとって残念だと思っている人は多いだろう。トランプ関税は間違いなく破綻する。でもこれだけ大風呂敷を広げてしまったら、どうやって折りたたむのだろう。広げるにも折りたたむのにも相当なコストがかかる。企業の負担・税関職員の負担は天文学的数字だろう。

（文責：岩澤信千代）