🗓 2025年05月05日
(ブルームバーグ): トランプ米大統領はパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長を解任する計画を否定した。トランプ氏はこれまで、利下げペースへの不満からパウエル氏批判を繰り返している。
4日に放映されたNBCのインタビューで、トランプ大統領は「そんなことをする必要があるだろうか」と質問に切り返し、「もう少し待てば別の人物に交代させることが可能だ」と述べた。
トランプ氏は4月30日、自身の関税政策に対する批判が強まる中、あらためてパウエル議長への批判を展開した。パウエル氏の議長としての任期は2026年5月に終了する。
もう少し立てばということは任期満了のことか。中央銀行の独立は大命題だ。それを翻そうとするのは無謀極まりない暴挙である。国を亡ぼす。政治家の人気取りのために中央銀行をないがしろにしたら国は破滅だ。中央銀行は「通貨の番人」と言われる。ドルを紙くずにするのか?トランプよく考えろ。
(文責:岩澤信千代)