🗓 2025年05月15日

 国民民主党は14日の両院議員総会で、夏の参院選比例代表に、元日本維新の会衆院議員の足立康史氏▽元国民民主党衆院議員の山尾志桜里氏▽元立憲民主党参院議員の須藤元気氏▽元自民党参院議員の薬師寺道代氏――を擁立することを決めた。国民民主内では、いずれも国会議員経験がある「即戦力」として擁立を求める声がある一方、過去の言動や党の政策との不一致などが懸念され、決定が見送られていた。(毎日新聞)

 国民民主は即戦力と考え4人を公認に選んだ。同じ弁護士でもどこかの県の参議院候補とは違う。まず国会質問の鋭さからテレビで見ていても爽快だ。某県の議員は法務大臣を含め大臣を歴任したが裏金議員にノミネートされた。おそらく今回の参院選は厳しいだろう。その県では法務大臣をやった方がいたが国会答弁はしどろもどろ、大臣をやったばかりに見事落選。まさに雉も鳴かずば撃たれまい現象だった。高齢でもあり今は政界復帰は絶望的だ。

 裏金問題があり同県の自民党組織は求心力がない。7月の参院選は同県を含め全国的に波乱が起こるだろう。野党第一党は国民民主になる可能性もある。野田ドジョウが率いる立憲民主党は存在感を高揚できていない。公明党・共産党は歴史的使命を終えた。両党は社会党→社民党と同じ軌跡を踏んでるような気がする。

 赤ベンツよりはましな山尾の不倫問題はさておき、国会中継をテレビ画面で見るには森まさ子より山尾志桜里の滑舌を聞いた方が面白い。ただ、傷ある議員を公認したことで、国民民主党全体の得票率にどう影響するか全く読めない。

(文責:岩澤信千代)