国民民主は山尾志桜里の参院選出馬断念に追い込まれた。選んだのも初動ミスだし、公認取り消しも遅すぎた。支持率急落から浮上は簡単ではないだろう。その間、進次郎登場の米騒動で自民党支持率は上昇し、敵失で立憲民主の上昇がみられた。参院選後、自民党・立憲の大連立などできたら、政権批判をするものがいなくなる。昔の大政翼賛会の出現か。

 山尾志桜里の国会での質問は舌鋒鋭く国会中継を見ていても楽しかった。福島県選出の森まさ子法務大臣の答弁と比べても優劣ははっきりしてたのになあ。不倫相手の妻を自殺に追い込んだのは、致命的だった。出馬会見でも男女関係はなかったと強弁したが、その後の公認取り消しだ。記者会見で生き恥を掻いて、その直後の公認取り消しじゃ、山尾志桜里本人にとってはまさにピエロ状態になってしまった。

 国民民主は偽名による不倫・代表の不倫といいことないわな。年収の壁問題も自民党に棚上げされて進んでいない。ガソリンの暫定税率の廃止もできていない。減税の夢だけで国民の人気を得てきた。馬脚を現し始めたのだ。自民・公明・国民の連立で玉木首相実現かと騒がれたのがピークだった。一方石丸新党も都議選で大敗北するだろう。日本国民の性格は「熱しやすく、冷めやすい」である。7月にはその結果が如実に出る。

 石破は周りが軟弱なので衆参同時選挙をちらつかせて虚勢を張っている。立憲・国民は今衆院選を実施されたら現有勢力も覚束ない。それに衆院選には600億円の税金が費消される。同時選挙はないと考えるのが妥当だろう。

 しかし、山尾志桜里は世間の注目を集めすぎたな。弁護士のクライアントも敬遠するわな。赤ベンツの岩手の弁護士はどうした。弁護士しか復活できるのかな。こちらもクライアントは一歩引くわな。こちらは夫の弁護士が寛容な人の為離婚はしてないようだな。しかし、文春砲は大したもんだな。次から次へと話題を提供している。最近では長嶋茂雄と一茂の隔執。

立憲は文春の記者をスカウトして調査チームを作れば、いい政党になれるんじゃない?

(文責:岩澤信千代)