🗓 2025年06月26日
今日の7時頃から幕が開けた。近所の同級生の奥さんが私のところへ夫が来てないか尋ねてきた。夫は同級生だからしょっちゅう我が家に遊びに来ている。この前は朝5時に起こされセブンイレブンまで連れて行った。
セブンに着いたらお金を持っていないという。私も財布を持っていかなかったので、財布を取りに家に戻った。途中奥さんと出会い一緒にいると伝えたところ安心したようだった。亭主が行方不明になったので探している最中であった。
その後彼の本家筋の人から電話があり、M君の家にパトカーが入っていったので何か起こったのかと問い合わせがあった。本家で親しくしているのだから、自分で確認したらいいだろうと応答した。しかし心配だから私も見に行った。パトカーが確かに止まっている。が邪魔をしてはまずいだろうと声もかけずに戻った。そしたら、隣家のN君が事務所の前に立っている。「うちの家の前U子さんの家に警察車両が止まっている。U子はNに『警察が言うには赤い家のうちの主人が亡くなったようだ。』と聞いた。N君は自殺するタイプでないから風呂掃除かなんかして浴槽に沈んだのではなどと話していたところ、先ほどの本家筋のTさんがやってきた。「M君は今白タクで帰ってきた。今本人と話した。」という。ピンピンしていたという。どうも徘徊していて見つかり白黒のパトカーで帰宅したようだ。
そうこうしているうちに、警察の言葉を「亡くなった」とN君に言ったU子さんからN君に電話があった。「警察の言葉『いなくなった』を『亡くなった』と聞き間違えた。」わずか「い」の一文字があるかないかで大違いだ。
世の中には奇妙な話が多い。今週末N君運転のバスで斗南に行く。行く前に親しい人が死んだのでは後味が悪い。葬儀とぶつかったら直最悪だ。N君とほっと胸をなでおろした。
(文責:岩澤信千代)