🗓 2025年08月01日

1、 亀が城址の 花白く

土津社頭の 月清し

その月花の 心こそ

我等が永久の 教えなれ

大正4年制定

作詞 秋山角弥

作曲 田村寅蔵

これを作詞した秋山角弥は新島八重と京都會津会で親しくしていた。

秋山角弥は猪苗代高等小学校から安積中学、國學院大學へと進んだ。

野口英世の1学年上で、東京で一緒に同郷の懇親会をやったことが手紙に遺る。

秋山角弥は磐城女子高の教頭を務めた後、京都の中学(現高校)の教師を務めた。その時に「京都通信」を東京の会津会会報に数多く寄稿した。八重はじめ会津藩士の動向を詳しく載せてある。また盛岡中学でも奉職しており、その時に石川啄木や金田一京助を教えた。

秋山角弥の父親は神職で斗南に土津神社の御神体を運んだ禰宜の一人として名を遺す。

(文責:岩澤信千代)