核兵器の原料プルトニウムを日本は40トン保有している。これを核弾頭にすれば中型原子爆弾を6000発製造する能力があるという。それに技術者の数でも欧州などと比べ相当な人数がいるという。であるから日本はいつでも年数はかかるが核保有国になれるという。世界で唯一の被爆国である日本が核保有したらどうなるか？

今北朝鮮から核ミサイルを撃ち込まれたら日本はひとたまりもない。そのために米国の核の傘をさしている。核の傘を貸すから防衛費を増額してアメリカの戦闘機とかパトリオットミサイルを買えというのがトランプの論理だ。トランプは労せず関税を上げれば米国が豊かになると思い込んでいる。実際統計の数字に表れている。米国には税金が入り込んでいる。

　一方で米国の自動車会社や半導体会社は部品を輸入しているから困っているのには目をつむっている。輸入している半導体会社が米国に工場を作れば関税はいらないとも言っている。経済は生き物なので各企業は儲けるために知恵を絞る。落ち着くところに落ち着くのが世界経済だ。景気後退が全世界を蔽うのかどうなるか今のところ予想がつかない。トランプは即効性のある劇薬を飲んだことは間違いない。

（文責：岩澤信千代）