大阪万博残り37日あと200万人で採算ラインを超えるという。美術館・博物館の企画展の特徴だが閉幕まじかに入場者は殺到する。いつも見られる光景だ。横浜美術館企画展の最終日に行ったことがある。長い行列で辟易した。
国立博物館の伊藤若冲展は、最終日ではなかったが混雑していた。熊本細川邸の春画展は、平日であったが見えたのは人の頭だけで絵など見ることもできなかった。高遠城の桜満開時も人、人、人。まるで銀座の歩行者天国を歩いていたようだった。
目白の細川邸春画展は人の頭を見てばかりでは面白くないので5000円近くのカタログを買ってきた。私が勝ったカタログで一番高かったかな。見ていると思わず笑いだしたくなるようなものばかりである。熊本細川家が春画を一番所有している。江戸時代は大事な嫁入り道具だった。
さあて大阪万博はあと1か月税金は回収できるかな?
(文責:岩澤信千代)