🗓 2020年03月05日
会津若松市の常陽銀行の前の空き地に大きな看板がかかっている。土地の所有者の趣味であろうか。その大きさからすると看板製作代は相当の値段がするだろう。何のためにここに掲げたのであろうか。
ここを通るたびに私は考えさせられる。アメリカの詩人サミュエル・ウルマンの作である。詩の内容は今でも燦然と私たちに語り掛けてくる。おそらくこの看板の製作者は自分以外の他の人も幸せにしたいのだろう。
青年とは齢の若さを指すのではない
精神の溌剌さをいうのである
青年とは豊かな頬 赤い唇 柔らかい肢体をいうのではなく
意志の力 創造力 感激性を指すのである
齢を重ねるだけでも誰もが老いてゆくのでは無い
理想を失い自信をなくした時にのみ人は老いる
年齢は皮膚に皺をよせるが 情熱を失うとその人の魂に皺がよる
常に明るい希望を持ち 勇気凛凛未来の夢に挑戦する人
生命の歓喜を神仏に感謝する人であれば
五十歳であろうと七十歳であろうと
その人は青年である
春たけなわの新鮮さこそ 青年の魂の本当の姿である
(文責:岩澤信千代)