🗓 2021年02月27日
読売新聞政治部発行の著書に下記の記述があるらしい。
「9月19日、菅は官邸で一般討論演説の事前収録に臨んだ。その際、ビデオカメラに向かって、『総理になると思っていなかった。だから、こんなのやっているんだ』と、矯正治療中の歯を見せて笑ったという」自民党総裁選になる前、まさか次期首相になるとは思わず歯を矯正していたという。
【月刊日本】の記述が続く。あらゆるものを外部のあり物・借り物でアドホック的に処理しているのが菅首相だという。
記事を読んでいて「アドホック」って何ぞやということになった。広辞苑には載っていなかったのでネットで検索したらIT用語辞典に「特定の目的のための、その場限りの、取ってつけたような、などの意味を持つラテン語表現。」とあった。
月間日本2020年3月号の筆者の意見は首相になってからの目玉政策携帯電話料金の値下げと、不妊治療の無償化の二つもカーボンニュートラルも日本の国益にどう結び付くか国家観が伝わってこないと断じる。
見えてくるのは言うことを聞かない官僚は左遷し、覚えのめでたい人材は優遇するというネポティズム(縁故主義)だけである。
ちなみにこの記事の題は「歯列矯正内閣」である。
(文責:岩澤信千代)