🗓 2021年03月01日
その名は鈴木健吾である。昨日の琵琶湖毎日マラソンで2時間4分56秒の日本記録を樹立した。昨年3月に大迫傑がマークした2時間5分29秒をクリアした。昨夜、テレビのインタービューで高橋尚子(Qちゃん)が「1億円もらえなくて残念でしたね」と聞いたところ「かえって慢心にならなくていいです」と答えていた25歳の好もしい青年である。大迫が日本記録を樹立したときには日本実業団陸上競技連合からインセンテイブ1億円が支払われた。が基金がなくなり鈴木健吾はその報奨金がもらえないのだ。東京オリンピックも選考会が終わり、次回のパリオリンピックを目指すことになる。163cm、46kgと見かけは華奢だが本人の性格は明るく好感度抜群である。愛媛県宇和島東高から神奈川大学へ進み箱根駅伝を走った。
日本実業団陸上競技連合に替わり天下の富士通は鈴木健吾に報奨金を支払ってはどうかと提案する。富士通のロゴを胸に懸命に走った選手なのだから。
(文責:岩澤信千代)