🗓 2021年02月27日

深い雪に閉ざされた会津地方の小さな町で現職町長が入札妨害で逮捕された。新聞・テレビで大きく取り上げられて住民は随分と驚かされた。
 しかし、私はやっぱりという感じを受けた。何故なら、10年前に会社を中途退職して生家のある会津若松に帰ってきた。そこでいろんな人と飲み食いを始めたのだが、そのうちの友人から「美里町長は業者とつるんで悪いことをしているよ。」と聞かされていたからだ。政治家は清濁併せ持つ人種だから政敵も多い。だから、その彼も現職の町長を良く思っていないからの発言だろうと思っていた。司直の手がようやく入り透明な町政に戻ることを念願する。慈眼大師(天海大僧正)が泣いているよ。
 福島県では過去に木村守江県知事の汚職事件などもあった。基本的に首長の4期以上の再選は好ましくない。木村知事も長期政権であった。
 権力者が長く居座るとどうしても水が澱んでくる。全国的に考えても、首長は3期12年までが任期の限界だろうと思っている。

(文責:岩澤信千代)