🗓 2021年03月13日
副総務相だった坂井学官房副長官もNTTの接待を受けていた。
許認可権を持つ総務省の接待疑惑は、菅首相の長男から始まって相当な広がりを見せてきた。女性初の総理大臣候補などと呼ばれている議員もノミネートされている。武田総務大臣の引責辞任は時間の問題だろう。旧郵政省出身の悪事が続々と出てくる。「業務上の話はしていない」と名前の挙がった人々は同じことを言っているが、問題の本質を知らない。法令違反をしていないということを主張しているのだろうが、なぜ国民が怒っているかである。新型コロナで時短を強いられた居酒屋や失業した母子家庭の母親や弱者が置かれている立場は悲惨なものである。
その国民が置かれた状況と高級酒を飲み高価な食事をする行為で7万円も接待を受けているその無神経さに国民は起こっているのだ。贈収賄罪の立件は困難を伴うものであるから、まさしく良心の問題である。その飲み食いするという快楽に使うお金があったら、コロナ禍で苦戦している人々の食事代にしたら、どれだけ世の中に貢献するか。NTTは接待費に使うお金があれば、人を助ける使い方をするべきだろう。国民の税金で生まれた会社ではないか。
(文責:岩澤信千代)