🗓 2021年04月11日
2021年4月11日、スポーツの関係で忘れえぬ日となった。
一つはマスターズゴルフでの2位と4打差の松山の単独首位である。何度も挑戦して跳ね返された悲願である。明日の最終日に優勝を成し遂げて欲しい。日本人初のゴルフ競技の最高峰マスターズの制覇である。
もう一つは競馬がスポーツの範疇に入るのかどうかわからないが、白馬のクラシック初制覇である。白馬と言えばナポレオンのアルプスのサンベルナール峠越えの乗馬姿か北朝鮮の元首が馬に乗った姿が浮かぶが、日本競馬史上白馬が優勝するのは初めてなことなのだ。ソダシは会津弁の「ソウダナシ」を連想するが、サンスクリット語で「純粋」を意味するらしい。馬主の「純粋」な気持ちが優勝という偉業を成し遂げたのかもしれない。
松山は「優勝」を目の前にして自分との闘いになるのであろう。人間はゴールが近くなると魔が差すということがままある。あるいは油断大敵ともいう。池江 璃花子といい大阪なおみといい、我々は今日本人の奇跡を見ている。
コロナ禍の中、不可能と言われていることを可能にする現実を我々は見ているのだ。
(文責:岩澤信千代)