🗓 2021年12月01日
日本ハムの新庄監督が華々しくファン感謝セレモニーに登場した。何かやってくれると期待させてくれるに十分な演出であった。日本ハムのファンクラブの会員が急増しているという。白いランボルギーニに乗って登場した。ファングッズとか観客数の増加など来年は多額の経済効果が期待できる。
一方、立憲民主党の代表選は前評判の通り泉健太に決まった。47歳の若さに何か期待したくなる。
しかし、どちらも勝負の世界に生きることになる。日本ハムは新庄人気でリーグ当初は観客数も期待できる。しかし、勝敗数により観客の心は離れる。国民の気持ちは移ろいやすい。熱しやすく冷めやすいのがわが日本の国民性である。「新庄は口だけではないのか。」とファンが見切りをつければ単なる道化師に陥る。
泉健太は立憲民主党は何も変わらないと有権者が判断すれば、来年の参院選は敗北する。政務調査費とか子供向け10万給付とか維新の主張の方が明快で国民には分かりやすい。野党第一党を維持するのは容易なことではないだろう。イギリスのシャドウ内閣ような明確な役割が見えてこないし、国民が政権交代を期待するはずがないではないか。民主党政権であった菅内閣の福島原子力発電災害の対応は「負の遺産」として国民の記憶に残る。テレビでは民主党政権が原発の最悪のシュミレーションを作り、米国政府と対応したことなどが目に見えなかったことも放映されてはいたが。細野議員や北澤元防衛相など当時関わった議員がインタビューに応じていた。
新庄・泉両氏は良くも悪しくも勝負の世界に身を置いている。全知全能を駆使して国民の為に働いて欲しいと切に期待する。
(文責:岩澤信千代)