🗓 2022年01月23日

女房には小学校からの仲良しが二人いる。私も同級生なので二人ともよく知っている。その中で秋田県に嫁に行ったM子さんから女房に電話があったらしい。「母親の一周忌で会津に行くので会いたい。21日と22日どちらがいい?」となり21日に決まった。待ち合わせの時間はM子の実家9時半だという。家から車で5分の距離だ。

その日21日の前日に私のクレジットカードが見当たらなくて女房と家中を探し回っていた。前日知人の葬儀関係でお供え物のお菓子を買うのにカードを使用しただけである。女房はすぐに紛失届を出せと言う。一応念のため、お菓子屋に電話すると、「確かに預かっていますよ」との事。電話の着信履歴を見ると何度もそのお菓子屋さんから電話を頂いていた。青森県むつ市の圓通寺のお土産を買った店である。営業開始時間を聞くと9時からだそうだ。女房が約束した当日21日9時半の約束時間に間に合うようにそのお菓子屋さんに行った。営業開始時間前に掃除をしている授業員の方にカード紛失の件を話して速やかに返却して頂いた。私を自宅近くで降ろして女房は約束の時間ギリギリにM子の自宅に迎えに行った。

女房が5時頃帰宅してにやにやしている。何かを話たいようだ。「どうしたの?」と聞いた。

「今日約束通りM子の自宅前に行き、今着いたよと連絡した。そしたら、(今私は秋田にいるわよ。会津に行くのは2月の話よ。)

つまり1か月ずれていた。仕方がないからJ子と二人で今までお茶してきた。」うちの女房は一事が万事で確認をしないし、早合点が特技だ。M子も何月か言ってないし、女房も確認していない。阿吽の呼吸で済むはずだったが、今回も大いなるズレがあった。二人ともとてもビジネスマンには向かない。

三人に共通することが三人とも姑がいるところに嫁に行ったことだ。姑と亭主の悪口を言い合っていると時間が経つのも忘れるという。だから、いつまで居座っていても追加注文も要求されないし嫌な顔もされないレストランに行く。しかし、10時から夕方5時まで何を話すことがある?

私だったら級友と会って居酒屋に行って話しても小1時間くらいで話は尽きるのだが・・・。ランチでよく5時間も6時間も粘れるものだと不思議に思っている。

(文責:岩澤信千代)