🗓 2022年03月01日

ルーマニアのゼレンスキー大統領がNATO即時加盟を希望してきた。もし米国と欧州各国が認めてNATO加盟が実現すれば、NATO軍が堂々と集団防衛のためルーマニアに侵攻し、ロシア軍を蹴散らすことができる。ロシアは独立を認めた二つの州およびクリミアも失う可能性も出てくる。果たして米国、NATO各国はこれを認めるだろうか。追い詰められたプーチンは核使用まで追い詰められるだろう。高齢のバイデンが第三次世界大戦につながる決断をするだろうか。戦局は一気に変化しプーチンはロシア国内の支持基盤も失うだろう。

国民の命を守ろうとするゼレンスキー大統領の決断は正しい。国連総会の決議は2日になるようだ。2014年のクリミア半島の占拠の非難決議は賛成110か国だったようだが、今回は何か国になるだろう。非難決議されてもクリミア半島は占領されたままだし、実効性はないが国際社会からの締め出しという心理的効果は期待できる。

さて危険な賭けをNATOはするだろうか。
(文責:岩澤信千代)