🗓 2022年03月01日

ゼレンスキー大統領が言及したのはNATO加盟ではなく、EU加盟であった。いきなりNATO加盟はリスクが高すぎる。EU欧州委員長もウクライナのNATO加盟を歓迎しているという。但しEU加盟もハードルが高いという。政治・経済の体制整備やEU法の順守とか超えるべき3条件があるらしい。

話は替わるが米国の「ジャベリン」(携行型:全長1.2m射程2.5km、コンピューターが内蔵され目標に向かい自律的に飛ぶ)という兵器が活躍しているという。対戦車砲である。ロシア軍の700台を破壊したという。士気の低いロシア兵が逃亡したことなども報道されている。ジャベリンは一発920万するらしいが米国の武器供与400億円の中にも含まれているという。

またウクライナ国民はプーチンの肖像が書いてあるビール瓶を使って火炎瓶を作っているらしい。また火炎瓶を戦車のどの部分を狙えばよいか解説書も配布されている。上部の命令に盲目的に従っているロシア軍兵士に対してウクライナ国民は祖国防衛と自由のために戦っている。

ヘルメット5000個でお茶を濁そうとしていたドイツなど西側諸国が、こぞって武器の供与を発表した。ナチスヒットラーの他国侵略の不名誉な時代を経験したドイツは他国への武器の供出を禁止してきた。ドイツの方針変換は画期的だ。

首都キエフの上空をわが物顔に飛んでいたロシアのヘリコプターも西側の武器供与で今後は撃墜される可能性が高くなった。他国へ一旦逃れた国民が祖国防衛のため志願して激戦地に戻る姿は高貴でさえある。愛する家族と別れて祖国の為戦地に赴こうとする姿は胸を打つ。

(文責:岩澤信千代)