今日、大阪府立体育館が大きな拍手に包まれた。若隆景が巨体の逸ノ城を土俵に押し出して勝ち越しを決めた瞬間である。「小よく大を制す。」が大相撲の醍醐味である。181ｃｍ130ｋｇの関脇若隆景が190ｃｍ206ｋｇの逸の城を破ったのである。かたや130ｋｇと206ｋｇ空母と駆逐艦ほどの体重差である。このままいけば若隆景は優勝争いに最後まで残るのではと思われる。大いに期待したい。

今日只見高校の応援団が甲子園にバスで向かった。在校生と卒業生60名である。2000名近くの応援団がアルプススタンドに陣取る他高校と違い、ちょっと威力不足である。しかし、グランドに行かなくても日本中の人が豪雪地帯の高校を応援していると思えばよい。初出場の初勝利は遠い道のりであることは、私にも理解できるが、雰囲気に呑まれず堂々と戦ってほしい。相撲と同じで「小よく大を制す」で常連校などには負けるな。君たちの勝利は多くの人に感動と希望を与える。勝たなくてもいい。元気ハツラツを全国に届けてくれ。22日午後14時開始予定である。

もう一つ、本顕彰会に並々ならぬご支援を頂いている仙台の東洋ワークスの須佐会長がオーナーであるサッカーチーム福島ユナイテッド（J3）も開幕したばかりだが堂々のJ3の1位である。いわきFCは8位である。

地震・洪水とふるさと福島は自然の脅威に立ち向かっているが、スポーツで県民を元気づけて欲しい。

とりあえず、明日は只見高校の応援が第一か。

（文責：岩澤信千代）