🗓 2022年08月20日
福島の聖光学院は。早い回に点を取り最終回までに突き放すのがお家芸であるが、準決勝では逆に早い回に大量点を取られ宮城の仙台育英高に大差で敗れてしまった。
今となっては深紅の優勝旗の「白河の関越え」は宮城県の仙台育英高に委ねるほかはない。雪国では北海度の駒大苫小牧高校が2004年と2005年に連覇しているが、我々東北人にとっては深紅の優勝旗が白河の関を飛行機で通過したような感じなのである。
どういうわけか仙台育英高校の創立者加藤利吉の顕彰碑が白虎隊の生き残り飯沼貞吉の墓近く飯盛山にある。創立者は会津藩にゆかりのある方なのか?
聖光学院の選手の健闘を称えるのは当然のことながら、いずれにしても、決勝戦は仙台育英高校を応援するしかなくなった。
P.S
ネットサーフィンをしたら以下の文に巡り合った。
「明治15年(1882年)12月3日、加藤利吉は父加藤 利喜次郎、母こまの次男として会津若松市(当時は若松市)に生まれました。」
加藤利吉先生の生涯を描いた本『ほえろ!ライオン先生 学園創立者 加藤 利吉先生物語』(奥中惇夫 著)のストーリーは、この一文から始まっています。
創立者は会津若松市にあった米屋の次男坊だったのだ。これを知ったら一段と仙台育英高を応援しないといけないぞ。会津ファンの皆様。
(文責:岩澤信千代)