🗓 2022年08月22日
政府の試算によると国土防衛のためには長距離ミサイルが1000発必要だという。中国・北朝鮮に対しての「反撃能力」である。
太平洋戦争後、日米安保条約のもと米国の核の傘の下で日本は経済の復興に注力できた。しかし、今般のウクライナ戦争で他力本願は通用しないことをまざまざと見せつけられた。
国際パワー力学の中で有事になった場合本当にアメリカは日本を守ってくれるのか、誰でも疑問を持つ。民主国家では法的な順序を解決しなければ軍隊を使って税金を使えない。よしんば助けてくれると思っても、早期の他国の侵略を自ら防衛できなければその前に国民の財産と命は奪われてしまう。
防衛予算をふやせば累積赤字の多い日本の財政は危うい。金がなければ弾薬の補給もできない。自衛隊員の給料も払えない。抑止力を高めるには防備の増強が大事であることは国民皆が知っている。
悩ましい時代に我々は生きている。
とりあえず、高校野球の決勝戦が始まった。しばし。悩みを忘れて、東北の高校が深紅の優勝旗が白河の関を超えることを期待して精一杯応援しよう。
(文責:岩澤信千代)