🗓 2022年10月11日

誕生日の翌日にクリミア大橋が炎上し、怒り狂ったプーチンはキエフをはじめウクライナのあらゆるところへミサイルをぶち込んだ。85発の内43発はウクライナが撃ち落とした。しかし30名ほどが犠牲になったと言われている。死傷者はウクライナ全土で100名を超えるという。

すなわち半数近くが迎撃できていない。すべて撃ち落とすことができればロシアが撃ってこないだろうが、ウクライナの防空能力は弱い。ハイマースの供与でウクライナ軍は領地奪回に成果を上げているが、米国はじめ西側は有効なミサイル迎撃システムを提供できないのだろうか。

今回は半導体を多く使う精密ミサイルだったようだが半導体不足に悩むロシアが精度の悪いミサイルを撃ってきたら原発を含めどこに飛んで来るやわからない。ウウクライナの防空能力を早く構築しないとロシアの思うつぼになってしまう。昨日の映像を見ているとミサイルでやられっぱなしの印象がぬぐえない。戦術核をキエフに撃ち込まれなかっただけよかったと言える。報復が報復を呼ぶ戦況になってきたのは極めて遺憾である。

※その後、バイデンは防衛システムの供与を発表した。高層住宅が無残に破壊されている写真を見ると心が痛む。迎撃システムでロシアのミサイル攻撃を無力化するのを急ぐべきである。

また、緊急動員されたロシア兵の映像が流れた。食事も自分のお金で調達しているという。国家の戦争目的も明らかにされず食料も装備も与えられないでは何のための召集か。

また白旗をあげて投稿するロシアの戦車も映し出された。

軍事評論家はロシアのミサイル攻撃は戦争の勝敗の優劣を決定的にするものではないと言っている。単なる恐怖感をウクライナ国民に与えるだけで、ウクライナ軍の進撃に不利になることはないと断言している。

 

 

 

(文責:岩澤信千代)