🗓 2022年10月28日
米国中間選挙が二週間後に迫ってきた。ある米国予想会社の議席予想は下院は共和党;225民主党:175。上院は共和党:48民主党:46だそうだ。この予想が当たれば米国バイデンの政権運営は厳しくなる。米国では予算を議会が握っている。すでにウクライナ支援に176億ドル(2兆6000億円)を投入している。5月に400億ドル規模の予算を可決し、長期戦に備えている。その時も薄氷を踏むような流れの中で議決している。
選挙も後半戦に入りウクライナを今後も支えるか焦点になってきているという。賛成しない議員が増えれば継続的な支援が危ぶまれてくる。西欧も支援疲れが国民に蔓延してきている。日本は殺人兵器の火器の提供は法律で禁じられているのでヘルメットや防寒具の提供で済んでいるが、米国の支援が先細りになればウクライナは愛国心だけでは戦えない。
中国の共産党大会が終わり、今度は米国の中間選挙のイベントがある。
重箱をつつくような国会論争をやってる日本の国会議員の皆さん。それでいいんですか。28日に発表される経済対策一世帯45000円の光熱費援助。それで岸田内閣の支持率が上がるのだろうか。「昨日見つけました。」などととぼけてる閣僚は早く去りなさい。この時間にもうウクライナ人の命が脅かされているのですよ。
(文責:岩澤信千代)