ロシア軍は武器が枯渇しており「銃とシャベルでウクライナ兵をやっつけろ。」という命令だそうだ。激戦地ドネツク州バフムトの戦線でのことだ。そもそもバフムトは戦略上重要でないらしい。ただロシアが戦果を誇示するために攻撃しているだけだという。だからアメリカはウクライナ軍に撤退を勧めているという。シャベルで人殺しとはあきれた話だ。まさに日本のテレビのサスペンス劇場に近い。

ロシアの1から2月の収支は4.6兆円の財政赤字だという。石油・ガス収入が46％減っているという。制裁が聞いてきているのは間違いない。戦費も賄えない状況だ。

ロシアの資金枯渇と西側諸国の支援疲れの時間的戦いになってきている。ロシアの最終手段は基金の取り崩しと国内での国債発行の手段があるという。

いずれにしても大義なき戦争で犠牲になっている両国民にしわ寄せがきている。

（文責：岩澤信千代）