🗓 2023年03月12日
昨夜WBCチエコ戦で先発した佐々木投手は東北大震災で災害にあった多くの人に勇気と希望を与えた。
今日の日刊スポ―ツの見出しは「令和の怪物・・・美しく圧倒的 1球 1球が人々の希望に」であった。最年少21歳の佐々木選手は震災の津波で父親を失った。その悲しみを乗り越えて日本国民に希望を与えた。朗希という名には「希望」の「希」が入っている。まさに名をつけた両親が2023年の3月11日のこの快挙を予感していたのかもしれない。
ニッカン」の記事は・・深く力強い「希望の轍」がマウンドに刻まれた。・・と続く。
あまりにも感動したので日刊スポーツ2面からも引用する。
2011年岩手県陸前高田市立米崎小学校
人生の初マウンド
あのとき父はいた
2023年 WBC東京ドーム
父はいない
でも大観衆が 列島が 見守ってくれた
「朗希は将来すごい投手になるんだ」
父の願った息子がそこにいた
この記事を書いた記者は感性豊かな人である。スポーツ紙記者としては珍しい。
佐々木のマウンド上には右足をける際の深くて長い力強い「わだち」が残るそうだ。そこから100マイル(約161km)以上の剛速球が繰り出される。
今年は福島原発の汚染水の海洋放出が予定されている。日本に大敗し「税金をこれ以上使うな。WBCから早く帰ってこい。」と騒でいる国民がそれに大反発している。そこの大統領が初めて日本を訪れる。徴用工問題と共にこの放水を岸田首相は認めさせねばならない。海洋放水は専門家が安全だと言っている。私もこの方法しか汚染水解決はないのではと思っている。問題は風評被害だ。この対策は政府は真摯に取り組んでほしい。ようやく「常磐もの」の魚が認められるようになっているのにまた逆戻りさせてはいけない。
(文責:岩澤信千代)