NHK党名変更後の「政治家女子48党」党首の大津綾香氏が東京都の区議選ではなく神奈川知事選に出るようだ。まさに何でもありの節操のない動きである。

ガ―シーから始まってお騒がせの党である。いつまで国民の支持があると思っているのであろうか。得票のほとんどは岸田政権への不満票だろう。あながち無視もできない国民の反対意見の鏡でもある。

有田芳雄氏が安倍晋三の死去による欠員補充に伴う衆議院山口4区の補欠選挙（4月23日予定）に、立憲民主党公認候補として擁立する方向で調整されていることが明らかになった。他に立候補者は前下関市議で自民党公認の吉田真次氏38）、政治家女子48党幹事長の黒川敦彦氏（44）であるから当選の可能性は高い。

前回の参院選で落選して浪人しているので補選は渡りに船だ。当選すれば宗教問題に強いので統一教会で泥まみれになった安倍晋三の後任としては面白い。岸田信夫の後継者といい山口県選挙区は政治の地殻変動の真只中である。

総務省の提出した答えによると高市総務相のレクチュア問題ももう逃げられなくなってきたようだ。辞任となれば彼女はほぼ政治生命を失うだろう。安倍晋三の庇護を受けて政界を渡り歩いてきたが年貢の納め時も近い。

（文責：岩澤信千代）