🗓 2023年06月06日

山田副会長と長岡藩士忠節の碑にお参りしてきました。戊辰戦争時、新潟県長岡藩家老山本帯刀が一隊を率いて会津支援に来ました。飯寺で戦闘中濃霧のため敵方に包囲され捕縛されました。敵軍は「降伏をすれば命は助けてやる。」といいましたが「二君にまみえず」と言って拒否しました。そこで大川に引き出され斬首されました。その時29歳前後でした。

時が移り、名門の家老山本家が断絶しては気の毒だと長岡藩主牧野の殿様が高野五十六に家名を継がせました。それが太平洋戦争で英雄となった山本五十六です。父親が56歳の時に生まれたので五十六(いそろく)と名付けられました。会津の藩医古川春英の父親も長男の後7人の女子で9番目にようやく男子が生まれ留吉(春英の幼名)と名付けました。もう子作りは留めるという意味です。会津若松市飯寺(にいでら)の本光寺に長岡藩士の「殉節の碑」があり地元民が毎年丁寧に供養を続けています。現会津会会長の町野英明氏の祖父町野武馬翁が揮毫したものです。

10日に櫻井よしこ先生が講演されます。先生は長岡の出身なので写真をお渡ししようと準備しています。

(文責:岩澤信千代)