🗓 2023年06月05日

青森県で史上最年少の知事が誕生した。よその県ながらなんとなくうれしい。

何故なら新知事が元むつ市長宮下宗一郎氏(44)だからである。朝一番で斗南会津会の山本源八会長に電話した。20万票以上の大差だったそうだ。

ご存じのように会津とむつ市は関係深い。会津藩が戊辰戦争に敗れ挙藩流刑のように不毛の地下北半島に強制移住され辛酸をなめた。表高3万石であったが実質7000石の生産高であった。犬の肉を食らった柴五郎が「ある明治人の記録」を残した。いかに悲惨だったかはその本を読めばわかる。宮下新知事は会津藩の血脈ではないというが、会津藩の伝統が残るむつ市長としての実績は、会津藩士の子孫の応援なくして形成されなかったであろう。

自民党県連が県都元青森市長に好意的だったのに対して若さと政策を前面に出して大差で勝利したことは会津若松市民にとっても誠に祝福すべきことである。

山本会長とも話したのだが青森県は相撲王国である。でも福島県の大関誕生も応援していると聞いて、ますます若元春を応援せねばと思った。

(文責:岩澤信千代)