🗓 2023年06月09日

立憲民主党の松原仁衆院議員(衆院東京3区、当選8回)が離党届を提出した。LBGT法案に維新、国民民主党が賛同。法案修正には維新の横文字が入った。立憲民主党の孤立化、早期解散の抑止等は絵空事になり、保守政権安泰の道すじか。維新が公明党のお株を奪おうとしている。社会党の後身である社民党は中央で細々と生息している。ところがここ会津は社民党が強い。何の現象か不明である。市会議員で社民党を離党する動きもあるがどういうわけか旧社会党の勢力が残存している稀有な地域である。

社民党の保有議席は中央では青色吐息の状態である。今日本で起こっていることは維新旋風である。米国の民主党・共和党のように切磋琢磨することは日本政治には根付かないのか?すべて小池百合子が起こした民主党解体の余波が今に続いている。「排除する」という言葉は健全な野党の存続を台無しにしたものと言えなくはない。かつて社会党の土井たか子党首は「山が動いた」と話したが、現状は「山が崩れた」状態である。

(文責:岩澤信千代)