🗓 2023年11月10日

またもや日刊現代デジタル

岸田首相が22年度までの2年間で所得税・住民税で3.5兆円増えたのを還元すると言っていることに対して、

「鈴木財務相、宮沢税調会長という2人がこうした発言をしたのは、『国民に還元なんていう“嘘”をついたら大変なことになりますよ』と財務省に言われたからでしょう。財務省も含め、岸田首相に呆れているということです。今の岸田政権は砂上の楼閣。国民の信頼も失い、ひと押しされたらすぐひっくり返る状態にまできています」(政治評論家・野上忠興氏)

鈴木大臣は麻生派、宮沢会長は大蔵省出身で岸田首相とは従兄弟、三河武士団どころか秀頼の石田三成状態に似ている。石田三成は人望薄く、小早川秀秋など西軍から家康の調略を受けて続々と味方が離れていった。もっとも東北の僻地では伊達政宗が家康の調略(100万石の領地を与える)で上杉と戦っても、関ヶ原戦後の報償はわずかだったという副産物もあったが。財務省の「原資はない。還元ではない。」発言は某秘書の妻「蜂の一刺し」に似ていないか?

立憲民主党・長妻昭政調会長(発言録)・・・・朝日新聞デジタル

 (9月の内閣改造について)適材適所と(岸田文雄)首相は言っているが、不適材不適所ではないか。人材も不適切、しかも不適所。山田(太郎)さんは文部科学省という子供に範を示すべき役所で(政務官をしていたが)不適切な男女関係があったということで、お辞めになる。柿沢(未途)さんは法務省という法律を守るのが所管のところで(副大臣をしていたが)法律違反を犯した。

 そして、まさに税金が主眼の財務省において神田(憲次)財務副大臣の(税金滞納)疑惑が出てきている。所管不祥事の3人組と言わざるを得ない。(記者会見で)

(文責:岩澤信千代)