🗓 2023年12月05日

日刊ゲンダイの記事

「岸田政権を支える主流派は麻生派、茂木派、岸田派です。一方、特捜部のターゲットは主に安倍派と二階派とされている。総理はこの状況を“ラッキー”と考えているフシがあります。非主流派の二階派と安倍派が身動きを取れなくなれば、岸田降ろしも仕掛けられないからです。2派閥がガタガタになって弱体化すれば、総理にとっては、むしろ好都合なのかもしれません」(官邸関係者)

原曲名 「I’ve Been Working on the Railroad 」というアメリカの民謡がある。みんなが知っている。「線路は続くよ、どこまでも」楽しい汽車旅行の歌である。

ところがどうだ。日本では「裏金の追及が続くよ、どこまでも」である。次から次へと疑惑のタネが出てくる。政治家の逮捕などとなれば自民党は大打撃だ。

自分は現在の派閥会長である岸田首相に危機感は見られない。「派閥が責任を持って説明責任と対応をすればよい」のスタンスは微動もしない。政権交代の危機なんだけどなあ。「弱体の野党は何もできない」と「最大派閥の安倍派の弱体化」と自分には有利だと思っているのかなあ。

裏金疑惑はどこまでも続くどころか雨後のタケノコ状態だ。

検察も年末の忙しい時期に大荷物を抱え込んだものだ。振り上げたこぶしをどこで卸すか国民は注視している。

(文責:岩澤信千代)