自民党安倍派（清和政策研究会）が政治資金収支報告書を訂正する検討を始めたとの報道がある。パーティ―券の売り上げをすべて派閥にお金を入金しない中抜きを入れると5年で総額6億円と言われている。「ごめんちゃい。報告書を訂正します。」で今回は済まないだろう。安倍派の大物の逮捕・公民権停止がなければ国民は納得しないだろう。最大の黒幕森喜朗は能登地震のおかげで石川県民感情を勘案され見逃されるのではという人がいる。26日に通常国会が開会となるとかなり時間の制約を受ける。国会議員は国会開会中には逮捕されないという「不逮捕特権」の壁にぶち当たる。検察は正月も返上し、池田議員を過去にない日曜日に逮捕した。来週の検察の動きから目を離せない。

P.S　東京地検特捜部は協議の内容が記されたメモを入手しているとみられ、キックバック廃止が撤回された経緯を掌握している模様である。死亡した安倍晋三がキックバック廃止を指示したことは、20年以上悪事を働いた派閥の会長だったわけで責任を逃れるわけではないし、復活させた当時の西村事務総長と引き継いだ髙木パンツ大臣の関与は追及されるべきものである。キックバック以外の私事でやりたい放題だったコネクト西村康捻コネクト前大臣の逮捕は時間の問題だろう。

（文責：岩澤信千代）