🗓 2024年02月15日

Fobes Japanによると

 バイデン大統領の81歳という年齢と2期目を務める能力に対する懸念の高まりは、彼が今年の大統領選から撤退するかもしれないとの憶測を煽っている。政治家たちの間では、バイデン大統領の代わりの候補者の名前が囁かれているが、大統領自身は選挙戦を継続する考えを強調している。

 12日に発表されたABCニュースとイプソスの世論調査によると、81歳のバイデン大統領が2期目を務めるには高齢すぎると考える米国人の割合は86%だった。一方で、77歳のトランプ前大統領が大統領を務めるには年を取りすぎていると考える米国人の割合は62%だった。

 

 

 老老対決に米国民が危惧を感じているのがわかる世論調査である。しかしながら民主党・共和党いずれも二人に替わる立候補者が浮かんでこない。オバマ大統領の奥さんも名前に挙がっているが本人は強く否定しているらしい。認知症の人物に核のボタンを預けたら大変なことになる。一族の異端児ロバート・ケネデイ・ジュニアも心細い。共和・民主いずれでもなく第3党として勝った米国大統領を私は知らない

 それと別なニュースであるが北朝鮮の金与正が岸田首相の訪朝を個人的な見解としながらも示唆した。岸田首相が訪朝し、拉致者を開放したら大得点。秋の総裁選も勝てるかもしれない。ただし、日本人拉致問題は解決済みとした上での条件付き訪問で、解決したのなら訪朝の意味がないではないか。こちらもハードルは高い。拉致問題は解決できないけど訪朝が日本国民受けするとなれば岸田首相はスタンドプレーとの認識で北朝鮮を丸め込んで、行くかもしれない。でも実効性は期待できないだろう。横田めぐみさんの老いた母親の沈痛な顔が目に浮かぶ。

最近近所の村の方と話した。息子が金沢大学に入学したという。旧制4高の後身で前は金沢場内に学校があった。思わず能登地震は大丈夫だったか聞いた。たまたまお正月の帰省で会津の実家にいたという。目の前に息子がいたので親としては安心したろう。日本全国どこに災害が潜んでいるかわからない。

 最近読んだのだが保科正之が幕府の大老をしていた時に明暦の大火があった。多くの人が隅田川に飛び込んで溺死した。旧来の発想では北の方から江戸が攻めこまれないように橋をつくらなかった。軍備上の理由からである。それで多くの犠牲者が出た。保科正之は両国橋をはじめ多くの橋を作った。橋を渡って逃げられるようにするためだ。5月の研修旅行では保科正之ゆかりの高遠城に行くことになっている。彼の地では保科正之を大河ドラマの主人公にしようと運動している人々がいる。ひょっとしたらその方たちと会えるかもしれない。会津から行くと言ったら会えるだろうか?一つのルートで動いてもらっている。

 

(文責:岩澤信千代)