🗓 2024年03月17日
歴史じっくり紀行「もしも本土決戦で日本が善戦したなら?」をネットで見た。仮想の話なのだが、これが現実になったら多くの人命が失われる可能性があった。オリンピック・コロネット作戦で南九州と千葉から上陸する作戦である。まさに竹槍作戦の遂行の可能性があった。その予想でもし本土決戦が行われたら軍人100万人、民間人500万人5000万人が飢餓状態に陥っただろうと予測する。復興に10年以上かかったろう。大本営になるはずだった松代に原爆が落とされただろうと予測する。その時は地下の大本営にいただろう天皇の命も安全でなかったろうという。
この物語を見ると、広島・長崎の原爆投下→無条件降伏の被災者数は多くて痛ましかたが、結果的に無条件降伏に持ち込んだ原爆投下の方が傷も浅く、日本の戦後復興がもっと時間がかかっただろうと思われる。軍部は本当に本土決戦を考えていたようで、一歩間違っていれば大変になっただろうと予想される。
会津戊辰戦争も籠城してから1か月で降伏開城したが、それが続いていれば敵味方の多くの人命が失われただろうと思う。
しかし、歴史とは一歩間違えれば大変なことになると身が縮む思いがする。
(文責:岩澤信千代)