🗓 2024年03月30日

岸田首相の事情聴取で森喜朗の名前が出てきたので、政局の行方が不透明になってきた。安倍派の処分(4月4日)→10日の訪米→衆院解散のシナリオがあったのであるが、森キロウがクローズアップされてきたので4月解散総選挙は難しくなってきた。そこで浮上してきたのが小池都知事の衆院鞍替えの話である。日本初の女性首相に雪崩をうって政局は流れるかもしれない。そうなると岸田総裁の再選は無くなる。小池都知事は給料を50%カットしているので衆院議員になっても年収ではそうは変わらない。50%カットしているので全国知事ランキングは47位で最下位である。おかげで神奈川・埼玉県知事がトップにある。だ埼玉の知事が都知事より大幅に上回っている。給料の面では知事であろうが国会議員であろうが大差ない。

今日新たなニュースが飛び込んできた。安倍派幹部の処分は8段階の内3・4段階のものだろうと言われてきたが「離党勧告」「党員資格停止」の処分も出るらしい。政治家生命をほぼ絶たれる状態になる。二階幹事長の次期選挙不出馬はその伏線だった可能性がある。自ら議員辞職や離党を言ってくる安倍派幹部はいなかった。その結果不名誉な処分を受けるハメになった議員は哀れである。権力に執着して外と演説をしていた西村康捻などはまさにピエロだ。

展開がころころ変わる。検察審査会の結論によるが森喜朗が引っ張り出されるかもしれない。その前に東京五輪贈収賄裁判で法廷に引っ張り出されるかもしれない。田中角栄は環境の大変化に対してオールドパーを煽ったが、森喜朗は「サメの脳みそ」を肴に熱燗でも飲むのだろうか。

事情聴取で森首相の関与をリークしたのは岸田首相ではないかと思っている。2番目の「離党勧告」3番目の「党員資格停止」の処分が出れば死刑宣告に等しい。岸田首相は恐るべき宰相なのかもしれない。開成高校野球部で下積み生活をしたことの強さの証明か。運動会で名物の棒倒しがある。これに勝つために綿密な戦略を練る。妻の疑惑で表に出てこないが側近の木原氏が絵図を書いているのであろうか。すごい政争、権力争いが水面下で続いていることは間違いない。森喜朗に対しても制裁を科さなければ衆院で証人喚問としての老醜をさらすことになるやもしれない。小佐野賢治の例を踏まえ「記憶にございません」は通用しなくなっている。

(文責:岩澤信千代)

 

(文責:岩澤信千代)