🗓 2024年09月23日

大阪中心の地盤を持つ維新の首長選は敗退するのが目立つ。立候補できず不戦敗も目立つ。関西を中心に誕生し、国政選挙で躍進したが、今はもう見る影もない。そこに来て吉村大阪知事の部下だった斉藤元彦兵庫県知事の不信任案可決である。まさに自滅への道が前途に見えてきた。気が付いてみれば民社党と同じ運命か。自民党が衆院選で大敗すれば自公維連立政権ともなれば息を吹き返しそうだが、今の感じでは立憲は票を伸ばせそうな雰囲気はない。嘘をつくなと親に育てられた野田首相が誕生すれば、自民党をそこそこ追い詰められるだろうが、一寸先は闇だ。

 自民党総裁選は小泉進次郎が凋落、決選投票は、石破・高市の争いになるのではという予想が増えてきた。「出る杭は打たれる」「熱しやすく、冷めやすい」が日本の国民性だ。進次郎は目立ちすぎた。純一郎は息子が敗れた時の事態を予想した発言をし、マスコミ対して防波堤建設中だ。

 石破が議員票をどれだけとれるか、党員票は取れても378票の議員票を抑えないと総理にはなれない。1.2位決戦になれば石破アレルギーが強い麻生は高市につくだろう。高市総理誕生もありうる。小泉は決選投票に残らなければ、石破を押す可能性はある。いずれにしても議員の行動パターンは「勝ち馬に乗る」行動をする。展開は全く読めないが間違いなく投票日は近づいている。大の里の大関昇進と違い、総裁選はどんなドラマが待っているか。テレビの視聴率は高いことは予想される。

(文責:岩澤信千代)