🗓 2024年10月30日

自民党会派入りを了承したのは世耕、萩生田両氏のほか、西村康稔、平沢勝栄、三反園訓、広瀬建の4氏。衆院選にはいずれも無所属で出馬し、当選した。特に世耕氏のカムバックには森山幹事長が難色を示していたのだが、そんなこと言っていられる場合でなくなった。二階の意を汲んで世耕が当選しても復党は簡単に認めないなどと言っていたがどこ吹く風である。森山にはルールはない。適当に作る。あるいは解釈する。2000万の政党資金もそうだが、何度も詭弁を国民が許すはずもない。でもこのおかげで萩生田は助かったかもしれない。速やかに党本部に2000万を返したのは好感された。萩生田を切り捨てるつもりであったろうが逆に塩を送った形になった。多くの裏金議員には毒矢であったが、萩生田は2000万事件はラッキーであった。

 今回の選挙で自公合わせて215人である。過半数に18名足りない。とりあえず、裏金議員6名を取り込んだ。他の議員にもアタックしているだろう。無所属は当然どこかの政党所属議員にも声をかけているだろう。維新の前原のような議員はゴロゴロいる。今回は前原はまさにピエロ扱いだ。離脱した国民民主党が大躍進、移籍した維新が大幅に議員数を減らしたからだ。前原行くところ不幸ありとあるネット番組で揶揄していた。見事にはまった。最も前原ら3人がいなかったら維新はもっと減っていた。

(文責:岩澤信千代)