🗓 2024年12月05日
2つの炎が、今年もまた激突。約4万人の大観衆を熱狂させる戦いとなった。100回目を迎えたラグビー早明戦だ。
関東大学対抗の伝統の一戦は1日、国立競技場で行われ、シーソーゲームの末に早大が27―24で逃げ切り、17季ぶり7戦全勝で6年ぶり24回目の優勝を決めた。1964年の第40回から60年、早明戦を取材している記者がその熱い歴史を振り返る。
1923年に戸塚球場で第1回が行われて以来100年余(途中戦争で3年間中断)、両校は母校の名誉をかけて戦い続けてきた。豪快な戦車FWが突進する明大と、華麗なオープン展開で攻める早大。縦と横。ラグビーを格闘技ととらえるか球技ととらえているか対照的な戦法は、日本ラグビーの進路を決める戦いともいわれる。(ZAKZAK)
(文責:岩澤信千代)