🗓 2024年12月09日
【ワシントン、パリ共同】トランプ次期米大統領は7日、自身の交流サイト(SNS)で、シリアのアサド政権軍が反体制派の攻勢を受け劣勢となっている状況に「米国は関与すべきでない。私たちの戦いではない」と主張した。アサド政権崩壊後の8日には「アサド(大統領)は去った。頼みのロシアも守ろうとしなかった。ウクライナ侵攻でシリアへの関心を失った」と投稿した。
イスラエルとの戦いのためイランも弱体化したと指摘した。ウクライナ侵攻について「あまりに多くの人命が不必要に無駄にされた」として「直ちに停戦し交渉を始めるべきだ」と訴えた。(共同通信)
シリアのアサド大統領は長らく独裁政権をしいて人民を虐殺してきた。ここに至り反政府軍に敗北し国外逃亡となった。あれほど支援してきたロシアもあっけなく手を引いた。イランも助けなかった。ロシアはウクライナ、イランはイスラエル、シリアを応援する余裕がなかったのである。
(文責:岩澤信千代) .