🗓 2024年12月30日

両社の合併比率が話題になっている。持ち株会社の社長はホンダ、役員の過半数もホンダ。どう見ても外形上ホンダの日産救済である。しかし、ホンダにゴーンはいない。

いみじくもホンダは次世代車を発表した。

毎日新聞に以下のお記事が載った。

ホンダは、現行モデルに比べ燃費を10%以上改善した次世代ハイブリッドシステムを開発した。2026年に投入するハイブリッド車(HV)から搭載する。低燃費かつ高出力で走行できる領域を拡大した新型エンジンを開発し、走行性や操作性も向上させる。

自動運転では日産自動車が先行していた。2.30年前先輩の日産車に同乗させてもらったが、高速道路でハンドルを離して走行した。その時驚かされたものだが、今近所の人が載っているEV車は車庫入れするときに上から撮影した映像が画面に出る。ドローンが撮影しているわけでないのに鮮明に映っている。技術の進歩は目覚ましい。

セブン・ジャパンといい、USスチールといい、ホンダ日産といいM&Bの大型化が始まった。どんな企業でも買収の嵐の中に入った。知り合いの社長が先週大手電機メーカーの社長と会った。結果を聞くと性能実験をしてからの契約になるとのこと。当然の帰結だ。夢の電池の話だが、自社の試験では相当走行距離を延ばせるようだ。電気メーカーは他社に性能実験を委託するらしい。社長の話のとおりの結果が得られればEV車の地図が変わる。会津発の特許が認められれば新聞記事になる話だが。

(文責:岩澤信千代)