🗓 2024年12月30日
USスチールは日本製鉄による買収が不成立なら、「米国は中国に敗北する」と声明を出した。バイデンは1月7日まで結論を出さねばならない。娘が花嫁に行きたいのに親が頑強に反対している構図だ。一貫して反対しているのが全米鉄鋼労働組合(USW)だ。その裏には別の鉄鋼大手クリーブランド・クリフィスが糸を引いているらしい。ライバルであるUSスチールの玉の輿の妨害するのは当然といえば当然か。 労働者を守るべき労働組合が、合併しなければUSスチール大量の解雇になるかもしれないに反対するとは不思議な現象だ。 バイデンが結論を出してしまえば、やはり反対のトランプにできることは限られる。
1月20日正午のトランプ大統領就任式迄ギリギリの日程だ。日鉄は買収完了時期を25年3月まで延長した。それにしても米国の大統領就任式が1月20日と決まっていたとは驚いた。私の誕生日が1月20日なのである。70年間知らなかったわけだが、私の誕生日に何度も米国大統領の就任式があったわけである。
気になったので調べてみた。第35代大統領J・Fケネデイ(在任: 1961年1月20日 – 1963年11月23日)は私が5歳の時に大統領になったのだ。なぜダラスの暗殺映像が頭に残っているのだろう。何度もその映像が繰り返しテレビで放映されていたかろだろうなあ。ケネデイが暗殺された1963年は私の地域ではテレビのある家はなかった。1964年の東京オリンピックも小学校の理科室で集団で見た記憶がある。時を同じくして同級生のY君がテレビに出たのでクラス全員が理科室に集まり見た。クイズ番組かなんか忘れたが、Y君が獲得した景品は「下駄」。見ていた我々クラスメートは笑うしかなかった。母親と一緒に写っていたが、なんとも可哀そうな結末だった。
日本製鉄の獲得するものは高級外車か下駄か気になるところだ。
(文責:岩澤信千代)