さあ、難しくなってきた

　鉄道オタクの前原と石破は同じ列車に乗った。教育無償化で合意したのだ。予算案は維新のおかげでスムーズに衆院を通過しそうだ。与党の議員の中には「もう国民民主党は相手にしなくてもよい」などの発言が聞こえてきた。国民民主も正念場だ。騒いだけど何の実績も示せなかったとなれば国民の人気は急速にしぼむ。

　自公に寝返った維新はこれで人気になるかというとは限らない。大臣など出して連立入りなどすれば笑いものだ。そもそも大騒ぎして発案した大阪万博はおそらく失敗に終わるだろう。血税で補填するしかない。地方議員を含め所属議員の不始末も後を絶たない。カジノをやりたいために万博を大阪に持ってきたと言われているくらいだ。

　自民党を少数与党に追い込んだおかげで国政は少しずつ変わってきた。政権不安定というリスクを創出したのは昨年の衆院選だ。最近落選したキックバック議員と酒席を共にした。彼らに復活の道は残されているのだろうか。私の周りでは自業自得だと冷ややかに見ている人が多いよ。

（文責：岩澤信千代）