🗓 2025年03月04日
(ブルームバーグ): 日産自動車が共同持ち株会社設立交渉が破談となったばかりのホンダの出資を受け入れる可能性について日経ビジネスが3日、報じた。鴻海精密工業や三菱自動車を加え、4社での協業も視野に入れているという。
大船渡の山林火災はいつ鎮火するのか全く分からない。リアス式海岸の山の火災なので人力でホースをひっぱって消火活動を懸命に行っているが消えたと思ってもまた発火する。松の木にある油分に延焼するからだという。17機のヘリコプターが空中から海水散布をしているが、それこそ焼け石に水状態だ。
日産・ホンダの統合は決裂し破談になったかと思ったが、こちらの方も火種が残ってるようだ。両社とも世界ランキングでは7.8位の販売台数だ。とても自動運転やAI化に投ずる巨額の資金はねん出できない。車を売ってこそ研究開発費が捻出できる。
部外者の私から見ても統合して世界第3位の販売台数になることしか生き残る道はない。関連する部品会社の雇用を守るためには強靭な会社に生まれ変わることを祈っている。日産の内田社長のリーダーシップが疑問視されているので辞任が条件だろうが。
セブンイレブンでも9年社長だった井坂氏が辞任し、外人社長が誕生することがニュースになった。オリンパスではドイツ人社長が薬物摂取で逮捕された。日本の会社の社長は日本人でないと駄目だといううことはなくなった。しかし井坂氏は9年も社長をやっていて、買収の危機は知らなかったのだろうか。帝王鈴木敏文を追い出して社長になったのにお粗末だ。鈴木敏文だったらと思うのは私だけだろうか。
日本ではコンビニ業界は飽和状態に近づいている。少子化だから当然だ。消費者がいないから人口がピラミッド型の米国の方が車も食料品も米国の方が将来性がある。日本の人口構成は提灯型なのである。いわゆる尻すぼみだ。
人がいなければ技術も開発できないし、新しいソニーやパナソニックは誕生できない。
(文責:岩澤信千代)