🗓 2025年03月05日
パナマ運河の港湾の運営権益を持つ香港企業が、アメリカの投資会社に運営権を売却することで基本合意したことが明らかになりました。
香港のCKハチソン・ホールディングスは(4日)、傘下の企業が運営権を持つパナマ運河の太平洋側と大西洋側にある港湾の運営権を、アメリカのブラックロックが主体の投資家連合に売却することで基本合意したと明らかにしました。
香港メディアは今回の売却でCKハチソン・ホールディングスは約190億ドル・日本円で約2兆8500億円の利益を得ると報じています。(FNNプライムオンライン)
これでパナマ運河の米国国有化は阻止された。有事がある場合中国の息がかかった会社がパナマ運河を通行止めにすれば米国艦隊は動きが取れない。パナマ運河建設にお金を使ったのは米国だ。一回パナマに渡したのを返せとはもとより米国のエゴである。今回の売却によりパナマは助かった。
今回の件はいつの間にか香港企業に運営権益を握られていたという米国の間抜けさが原因だ。香港は英国から100年経って返還された。香港はすでに中国の領土であり、中国の会社は中国政府は何とでもできる。そこにトランプは気付いたからパナマに返還しろと迫ったのだ。パナマの国は運河の税収がなければ国家予算が成り立たない。とりあえずパナマは助かった。しかし、セブンイレブンの買収を含め兆円の金が世界で飛び交っている。俺の財布には千円札が何枚か入っているだけなのになあ。
昨日書いたFさんの携帯がつながらなかったので後妻が経営している新大久保の韓国料理屋に電話した。妻が電話に出た。2年前に亡くなったという。桐生支店在職中の支店長だった。同期の社員と営業成績がが同じなのにボーナスがなぜ違うと文句を言った。一部上場では珍しい高卒の支店長だった。早稲田出の私は疎遠にされた。文句を言ったらジャケットをくれた。前妻は癌でなくなり、いつの間にか韓国人の妻を迎えた。その妻が経営する新大久保の韓国料理店を訪ねたこともある。当然飲食代は払った記憶はない。その妻が明るく言った。「お店にまた来てください。」と2回は間違いなく挨拶した。私のことを覚えているだろうか?20年以上経過している。Fさんの名前を出せば歓待してくれるだろうが・・・。
それから同期のI君に電話してそのことを伝えた。今火災の中にいる大船渡のSさんの消息を訪ねた。二年前までは年賀状のやり取りがあったらしい。今は年賀所仕舞いしたのでわからないという。拙書「不一」を大船渡の住所に送り、話もしたのだが今はわからない。昨日電話したHさんは知ってるはずなのだが会話が通じなかったのでお見舞いの電話もできない。I君とのお電話の中で私と本社で仕事をしたNさんがガンで死亡したことを知った。死亡する1年位前までは一緒に飲んでいたらしい。
酔っぱらってネクタイを頭に巻いて踊っているノー天気な私の写真がどこかにあるのだが、それを葬式の写真に使うか別に用意すべきか迷っている。俺の葬式も近い。
(文責:岩澤信千代)