🗓 2025年04月27日
【ローマ共同】トランプ米大統領は26日、自身の交流サイト(SNS)に、ウクライナ攻撃を続けるロシアのプーチン大統領に関し「戦争を止めたいと考えていないのかもしれない。違う方法で対処する必要があるかもしれない」と投稿し、対ロ追加制裁を示唆した。和平交渉が停滞する中、プーチン氏を非難した。
トランプ氏は26日、バチカンでのローマ教皇フランシスコの葬儀に参列するため訪れたイタリアから帰国。葬儀に先立ち、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。
トランプ氏はSNSでプーチン氏を名指しして「民間人居住地域にミサイルを撃ち込む理由はない」と訴えた。銀行に対する制裁のほか、ロシアと取引する第三国の企業や人物を対象とする「2次制裁」に言及した。
アメリカに追加の経済制裁のカードはあまり残されていない。したがってプーチンに何らかの譲歩があるとは思えない。トランプは関税やらなんやらいろいろやっているが的外れだ。米国で船を作ろうにも部品は海外頼み。もはや米国内で船は作れない。
国内に生産拠点を作れば関税無しでも米国でモノが売れる。雇用も生まれる。単純な論理ではそうだ。だが、工場を作っても部品はどこから持ってくるのだ。その不都合さにトランプも米国民も気が付くだろう。
世界を混乱させただけの米国大統領として歴史に名を残したいのか。南無阿弥陀仏。
(文責:岩澤信千代)