2025年06月23日
私の予想通り石丸新党「再生」は大敗どころか全滅した。自民党と並ぶ41人を擁立したが見事に当選者なし。都会議員の任期を2期8年にするというだけで何らの公約を出していなかった。これでは何をしたいのか不明で都民は投票をしようがない。選挙資金は税金の補助があってもカネはかかる。立候補者が負担するのか、石丸氏が出すのか。安芸高田市長の給料じゃ他の人の面倒を見れないだろう。
それでも、参院選でも立候補者を出すという。これも全敗だろう。そして、令和に咲いた「あだ花」として、石丸の名は残る。トラは死して皮を残すが、石丸新党は何も残さない。高慢な蓮舫をいじめたという実績くらいか。
参院選で議席を獲得する方法が一つだけある。自分が立候補することである。しかし落選すれば政治家の道は完全に閉ざされる。都知事選は「熱しやすく冷めやすい」国民性でムードで蓮舫を抜いて小池批判票が流れただけだったからだ。
何を再生するのか、したいのか彼の行動からは何も見えてこない。都民ファーストは単独首位になったが、すべて敵失、特に自民党の裏金問題はひどかった。公明党の全員当選は全くの時代錯誤。池田大作亡き後信者を増やすのは至難の業だ。党勢は共産党とともに確実に落ちていく。山が動いた土井党首の社会党が社民党としてかろうじて生き延びているが、ガラパゴス諸島に取り残された恐竜に等しい運命にある。
(文責:岩澤信千代)