🗓 2026年02月04日

 選挙中日をすぎ、報道各社が一斉に選挙議席獲得予想を出した。高市自民党が安定多数、自民単独過半数をとる予想が大半である。少数与党だったから予算委員長は安住・枝野など立憲民主党が抑えていたが、安定多数ともなれば国会の委員長全てが与党のものになる。枝野委員長が委員会で首相ばかり指名すると高市は嘆いた。

 もとより、本質を見るとガソリン暫定税率ゼロ、178万までの壁撤廃などは国民民主党が言い出しっぺである。今回の選挙の争点は消費税の減額で各党一致しておりチーム未来を除いて大差ないことを言っている。違いは財源と廃止期間である。

 高市人気は高いものであるが、中国に対する発言や外為会計の「ほくほく」など言わんでも良いことを発言する危うさも残る。只、今迄外為会計について話した首相は記憶にない。勉強している証拠だ。おそらく今立候補している地方の候補者は外為会計などの知識は乏しいだろう。ある首長が「アメリカの核の傘」を知らなかったので唖然としたことがあった。本当に勉強している議員は少ない。新幹線グリーン車で本を開くどころか居眠りしている議員の方が多いのだろう。

 もうひとつ、中道が伸びない原因は党首の「華」の無さである。高市のファッションはなかなかいい。尊敬する鉄の女サッチャーの好きな青を多用している。結構服を持っていたのだなと感心もする。

 あと「中道」というネーミングも悪かったな。「希望」という名の党の方が国民の熱気が凄かった。小池百合子の排除発言で急速にしぼんだが、夢を与えるネーミングだった。比例で旧公明党が優遇されるので旧立憲の復活当選の数は減る。

 福島の当選10回以上の立憲ベテラン議員も座席を失うかもしれない。自民党の対抗馬は東大卒の国際弁護士だ。若いし発言も明瞭で好感も持てる。対抗馬は老舗造り酒屋の御曹司だが頭がよさそうには思えない。あと間もなく国民の審判が出る。高市・参政党の躍進は徴兵制の復活に繋がらないことを祈るばかりだ。

(文責:岩澤信千代)