🗓 2021年06月28日
27日にむつ市で開催されました献霊祭に行ってまいりました。
150年前会津藩は滅藩になりましたが、戊辰戦争2年後松平容保の息子慶三郎(容大)が会津松平家の再興を許され辺境の地に斗南藩が成立しました。
わずか3歳足らずの慶三郎は新島八重の生家山本家の菩提寺である会津若松大龍寺からむつ市に向かいました。
小姓富田権蔵重光に背負われて陸路斗南に向かったのです。
斗南の研修旅行に出発する前に大龍寺寺庭夫人宮子様から圓通寺の住職に届けて欲しいと長門屋の銘菓香木実【かぐのきのみ】を預かりました。献霊祭の前に圓通寺の熊谷 紘全住職にお時間を頂き、直接お渡しすることができました。
ちなみに斗南会津会の山本会長からお聞きしたところによると、私とご住職の間にある床の間に鎮座している布袋様は松平容大公が幼少時におもちゃ代わりに遊んだ由緒ある布袋様だそうです。ここにも歴史がありました。
150年前会津若松大龍寺から松平慶三郎は出発し斗南圓通寺に到着しましたが、150年後の昨日、大龍寺から圓通寺に銘菓が届けられました。
歴史の連続に想いがつながりました。