🗓 2022年05月27日

「立てば芍薬、座れば牡丹。歩く姿は百合の花」

昨年の5月8日には櫻井よしこ先生を郡山駅に迎えに行った。郡山駅から走ってすぐ、「岩澤さん、車を止めて。ついてきて。」と言われ、下車してのこのこついていきました。

先生の向かった先は駅前の花屋さんでした。2,3歩先に行っていた先生は「牡丹だったわ」と残念そうであった。車中で訳を聞くと、芍薬は先生の敬愛するご母堂の好きな花だそうである。花屋の店先の牡丹が「芍薬」に見えたのだと話された。それで私は講演会の花を頼んでおいた会津の花屋に電話した「芍薬はありますか?」と。蕾ならあるというのでその場で講演会の演台の盛花に芍薬を追加発注した。

先生は会津の赤べこマスクを着用して登壇し一瞬にして観客の心をとらえ、盛況に講演会が行われたことを芍薬を見るたびに思い出されるのである。先生のご母堂が愛された芍薬の色は深紅だとのことで、我が家のピンク色とは色が違うかもしれない。